スペイン料理の店は多いのですが、
ポルトガル料理専門店は案外少ないものです。
そこで、ちょっとした記念日に日本初のポルトガル料理店に足を伸ばしてみました。
ポルトガル国旗のあるビルB1にあるのが「Manuel Casa De Fado」です。
ランチコースは2,500円。夜に単品が1,800円以上するので、なかなかお得です。
ディナーは6,000円はするので、ランチコースは侮れません。
昼と言うことでお酒を飲む量も少なく、いいことずくめです。
コースは前菜2品、メイン1品、デザート1品+パン+オリーブの和え物。
前菜はコリアンダーで味付けしているものもあり、
パクチーを用いているタイ料理を彷彿とさせるものもありました。
メニューにバカリャウという名前が多かったのですが、
鱈の干物らしいです。
メインディッシュで頼みましたが、濃厚な味でこってりしていました。
あと、スペインと同様にタコ料理も有名らしいですので、
タコご飯というリゾットがありました。
バカリャウを抜かせばスペイン料理と似ています。
デザートはらくだの垂涎というキャラメルムースを食べましたが、
とても舌触りがなめらかで感動しました。
甘くて最後までは厳しいのですが、相当気に入ってしまいました。
また、エッグタルトもちょっと硬めの生地と中身の柔らかさという、
2つの食感が楽しめます。
カステラや天ぷらの原型がポルトガルから来ましたが、
昔の人が取り入れたのがなんとなくわかるくらいにおいしかったです。